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充会の取り組み

啓蒙活動

○NPO法人設立

認知症の患者さんにはさまざまな行動障害が発症します。徘徊や暴力といった症状を抑制するため、全国各地の施設・医療機関では患者さんの身体拘束を行っているのが現状です。当院では、昭和61年からそうした身体拘束を廃止するための取り組みをスタートしました。当院で実践・継続している“身体拘束を行わないケア”を普及させるため、全国の有志とともに設立したNPO法人「全国抑制廃止研究会」は、現在も当院主動で活動を続けています。

○●スタッフによる『抑制廃止入門DVD』の制作

行動障害をお持ちの認知症患者さんに、身体拘束を行わないで、どのような看護・ケアを実践するのかレクチャーするDVDを作成しました。これは当院スタッフによる企画・発案の自主制作DVDで、スタッフが迫真の演技で患者役まで演じています。このDVDの完成によって、全国各地の施設・医療機関からの問い合わせへの回答がスムーズになりました。

○●●そのほか活動

 “抑制なき看護”をテーマに、NHK教育TVで当院の活動が放映される(平成10年)
「身体拘束廃止の取り組みと普及活動」によって若月賞※を受賞(平成16年)
『高齢者医療難民』刊(PHP新書 平成20年)
 身体拘束廃止施設認定(NPO全国抑制廃止研究会 平成25年)
 
※若月賞=農村医療、地域医療のメッカである長野県佐久総合病院の若月俊名誉院長(「あかひげ」「信州の上医」として知られる)を記念して設立された。保険・医療分野で草の根活動を行う個人・団体に授与される。過去の受賞者は、本邦初の女性国会議員・加藤シズエ氏、死への準備教育を唱えた上智大学教授アルフォンス・デーケン神父、アフガニスタンで医療活動を続ける中村哲医師など。

文化活動

○世界初・認知症患者による器楽コンサートを開催

当院では、通院・入院中の認知症患者の皆さんが日々の生活を充実させられるようさまざまなサポートを行っています。「上川シニアアンサンブル」は、そうしたサポートの一環で誕生しました。平成15年には中野サンプラザ大ホールでコンサートを上演。即興の合奏曲を演奏し、約700名の聴衆に大きな感動を与えました。アンコールの拍手は、今も私たちの胸に、患者さんたちの記憶のなかに、鳴り響いています。

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